ドルフに捧げる詩/そよ風さん
カラスと
クロツグミの子
君は
何を思っていたのか
自分の国の政府に対して
疑問を感じていた
目立ちたいのか
他人よりも上でいたいのか
なぜ
強がるのか
威張るのか
君は
心がゆがみ
独裁者となっていく
カラス党を
築き上げ
国王に
反感を抱く
神様の優しさも
アルフレッドの
優しさも
届かない
君は寂しかったのだろう
カラスなのに
くちばしが
黄色いというだけで
差別されたのではなく
自分のゆがみから
心も考えも離れて行った
君は
本当は
心の優しい奴なのに
強がりも
見栄張るのも
嘘ではない
君の本来の姿だよ
ドルフ
眼をさませよ
チカラだけでは
世の中は動かせない
わかるかい?
僕の気持ちが
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