【批評祭参加作品】 現代ホラー映画50選(2)/古月
 
、死ぬほどシビアな状況にもかかわらず登場人物もみんなお気楽! やばい状況も笑顔とユーモアで切り抜けていく。
ゾンビ映画としては、登場するゾンビの数が多い(かなり多い!)ことがまずサイコー。そしてロメロゾンビをリスペクトした動きや習性、冒頭のゾンビ災害発生〜中盤の市外でのサバイバル〜ラストの篭城までの流れ、ツボを押さえたスプラッター描写、全てが完璧すぎて生きるのが辛いほどの出来。世の中にあるあまたの糞ゾンビ映画を正座させて「コメディ映画でもここまでできるのに、なんでお前らはできないんだ!」と説教したいレベル。
最後には「愛する人間がゾンビになったらどうする?」というおなじみのテーマや、大人になれ
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   グループ"第5回批評祭参加作品"
   Point(10)