【批評祭参加作品】 現代ホラー映画50選(2)/古月
 
とりわけ力を注いだ。どこの誰とも分からない人間が死ぬのをただ見ているだけではなく、感情移入できるキャラクターがいてこそ映画のスリルを共有できるというわけ。
最後は夫婦愛の物語になるこの映画、おもわず感動で涙が……とはならないかもしれないけど、笑ったりビビッたりしんみりしたり、とにかくスリリングなひとときを過ごせるのではないでしょうか。そうそう、大塚芳忠ファンは吹き替えで必見!


20.『鮮血の美学』
街へコンサートを観に出かけた少女とその友達が、ちょっと羽目を外してマリファナでも……と考えてしまったばかりに悪い男たちに監禁され、森で陵辱・殺害されてしまう。その森は被害者の少女の家のすぐ
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   グループ"第5回批評祭参加作品"
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