【批評祭参加作品】 現代ホラー映画50選(3)/古月
 
リーズ最高レベルのグロ度を誇るので注意。
あと、一作目にはドラマ『LOST』のファンには思わずニヤニヤしてしまう嬉しいキャスティングがあるので必見(吹き替え声優も同じ!)。


22.『ゾンビ』
ジョージ・A・ロメロが『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を撮るまでは、映画における「生ける屍」はブードゥ教のそれか、オカルトあるいはSF映画の「理由あって蘇生した怪物」でしかなかった。だが、ロメロの映画をきっかけに、「理由なく蘇生し、人を食う」シンプル・イズ・ベストな「生ける屍」、ゾンビ(モダンゾンビ)が誕生した。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』はそれまでの映画における常識を幾つも打ち
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   グループ"第5回批評祭参加作品"
   Point(7)