【批評祭参加作品】 現代ホラー映画50選(4)/古月
ないし、ぶっちゃけていうと物語がよく理解できない(!)ので何も言えません。
唯一言えるとすれば、『ヘル・レイザー3』はなんだかちょっと毛色が違っていて、ギャグみたいな魔導士が大暴れ!というエンターテイメント路線だったのがモヤモヤする、ということか。
最近はどうやら心理スリラー路線になっているらしく、『ゲート・オブ・インフェルノ』なんかは出来のよい小品だと思うのでお勧め(監督は『エミリー・ローズ』のスコット・デリクソン!)。
内容についていろいろ書きたいのはやまやまだが、視覚的な要素が非常に強く、実際こればかりは観てもらわないと分からないと思う。他の追随を許さないビジュアルイメージと、イカれた精神性。ブルーレイ時代の到来を期に、どっかボックスで(パズルボックス仕様のパッケージで)出してくれないものかな。
ところでクライヴ・バーカーといえば、『ミディアン』(主演:デヴィッド・クローネンバーグ)がなかなか面白かったのでついでに書いておく。「ああ、こういうまともなのも撮れるんだ……」と妙に安心したのを覚えている。
(5)につづく
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