【批評祭参加作品】 現代ホラー映画50選(4)/古月
 
てほしい。
だが、だからと言って観ない、というのは早計、もったいないのでちょっと待ってほしい。この映画には「ホラー映画ファンの予想をことごとく裏切る」というテーマがある。ホラー映画を数多く見ていると、ある種のお約束があることに気付く。「このフラグが立ったらこうなる」的な。この映画はそのフラグの裏をかき、観客の予想の斜め上を行くことに全力投球した映画なのだ。
なので、マジで展開の予想がつかず、誰が生き残るのか分からない。久しぶりにドキドキできる映画きたな!という感じだ。どうだ、こう言われたらなんか見たくなってきただろう!(そんなことない?)
と、あんまり煽ると「そんなに面白くなかったぞ!」って
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   グループ"第5回批評祭参加作品"
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