群衆/
はるな
陽と月の長さをわけるいとなみを あしをそろえて外をみていた
群衆のみている色のはんたいのいちばん端に紐をゆわえる
日のくれるながさに臓のかたむきをあわせひそめる影のようになる
うつむいてふれる季節のつめたさにおなじ気持をもつひとのいる
しろさより白いまぶたのふちどりの濡れる角度にこころはえぐれる
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グループ"ちりぬるを"
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