【批評祭参加作品】権威と小波/atsuchan69
 
ふれ滲む陽光がつよく虹色にかがやくのを見た。

 そして雷鳴にも似た轟きが遙か上空で響いたかと思うと、いやそれは耳にはよく聞きとれぬほど力強いノイズの雑じった人の声だった。轟く声は、こう言った。
 ――詩とは、あなたがたの憎むべき金銭の対義語である。

 そして虚しくも、ふりだしに戻る。・・・・我国において一般的にアカデミックであると認められる神々の住まう「詩壇」は存在するのだろうか? 

 安室奈美恵、木村拓哉らの国民的大スターに匹敵する詩人はいるのか?
 AKB48、GIRL NEXT DOOR、ICONIQ×ATSUSHIのメンバーたちみたいにパワー全開の詩人はいるのか? 
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   グループ"第4回批評祭参加作品"
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