『批評祭参加作品』いとう氏へのレスポンス/ダーザイン
メディアにいる。情報が無限にシェアされる地平に人様に読まれるべき現代性を担った書き手は姿を現す。
ネットの情報は儚い、継続性が無い、流れ去っていくものだというが、そのようなことは文学極道でも月刊未詳24でもまったくない。文学極道では落選作ですら含むすべての投稿作品にパーマネントurlが与えられ、永遠に視聴可能である。可読性の高さに於いてもパラダイムの巨大な転換が起こったのだ。
歳をとったと嘆く前に、現実に即した詩壇を作らなければならない。文学極道創造大賞受賞者にマスコミから執筆依頼が来るまっとうな世の中になるまで、俺たちは本物の現代詩を守り、見守り続けなければならない。それが、事を起こした人間の責任だ。
前 次 グループ"第4回批評祭参加作品"
編 削 Point(6)