批評祭参加作品■犬の登場する詩/木葉 揺
批評には苦手意識を感じてしまうけど、書けるようになりたい。
重い腰を上げるには自分の好きなものと関連させてしまおう。
と思ったのですが、余計悩んでしまいました。
犬の詩は犬好きから冷静な判断を奪ってしまいます。
なので、失礼になってしまいますが、冷静な判断を失った言葉で
書きますが、感じたことを言葉にする練習として許してください。
「現代詩文庫56 吉原幸子詩集」(思潮社)から
詩集「幼年連禱」の「仔犬の墓」
もうタイトルの時点でずるいでしょう。
墓っていうだけで涙目になるのに、仔犬って!
第一連
地のなかに 仔犬はまるく
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