飲み会での調停【随想】/北村 守通
に飛び込もうとしたりしたんだけれど、それやっちゃうと賠償金が、という話を聞いていたので、結局出来なかったな。いやね、なに電車のライトが誘うんですよ。
まぁ、その上司とボクとの間に緩衝材となってくれる人が存在していたらこんな思いはしなかっただろうなぁ、と思う。(実際、一つの職場ではそうなってくれる方が二回ほど存在して、その時は苦しみは確かに大幅に和らいだんだけれども、何故かお二人ともすぐにボクより先に辞めてしまった(笑))
ボクのそうした数少ない経験から考えると、人間同士お互いに不平不満を言い合うことができるのは確かに当然なんだけれども、自分のおかれている信頼関係や力関係のバランスについてし
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