通過する――14時前の平日がトンネルの隅で俯いていた 14時は疎らで誰もが15時が来るのを知ってる。僕は迷子だ。 明日には会えない気がした。15時の駅で降りた足元の風、 15時は昼だと思うし16時から夕方なのは僕の勝手 右耳のイヤホン・路線図・白昼夢・無関心な16時過ぎ