自分が自分であることに/
士狼(銀)
六花(りっか)のように純粋な雪の下で
いつまでも臥せていていい
自分を少しでも認められるのなら
あなたは生きるといい
最期まで生きろ
そして
自分を愛して死ぬといい
誰かを愛して死ぬならもっといい
君に強制するつもりは無いよ
どこまで行っても
どこかで交わったとしても
僕は他人の生き様に関与できる程の人間ではないからね
道は交差するかもしれないけれど
人生が重なることは無いんだよ
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グループ"戯言と童話"
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