X'mas/
しろう
深い藍を伴った夕霧はルリスズメダイの色
イルミネーションは腐臭のする街灯の影を逸らす
架せられた子への賛美歌は誰しもを赦す
だが、その子ひとりを守ろうとはしない
誰だって誰かの命を救いたいと願っていて
つまり、魂ひとつ受け入れることなのだろう
今宵も明日も雪が降るか、なんて知ることはない
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グループ"七行詩"
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