サイレント/
凪名木なぎな
水際のハレルヤ
低くて低い山頂とやら
潮風のように鼻腔をくすぐるのは
あの日撫でた仔猫の後れ毛
虹は見せられたはずだから
許すことも許されることもないのなら
終わらないかくれんぼ
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グループ"七行詩"
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