カモノハシのパンセ8/佐々宝砂
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詩ってそんなにたいしたものなのか。詩に、人生だの命だの存在意味だの重いものを背負わせると、詩も疲れちゃうんじゃないか。こっちにおいで、詩。こっちの水は甘いかどうか知らないけど、苦くはないよ。重くもないよ。いっしょにあそぼ。
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どう考えてもかつてのやりかたじゃ持続可能な発展はできない。
衰退ばんざい。
日本も大人になりつつあるのさ。
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とっても不遜な言い方だけど、私が全力を尽くしたら、かなり期待に添えるような・・・ははは、でも、やらない。できても、やらない。私は、否、私が目指してるのは、たかが三流怪奇詩人なんだから。
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