似非紳士偽淑女(えせしんしぎしゅくじょ)/板谷みきょう
 
I say good by my girl to you once more agein
出逢いの時の溜息は 
優しい人と囁いていた
夜更けのスナック 
ボックスでほろ酔い気分に潤んだ瞳
薄暗がりに流れてるのは 
少し遅れた流行り唄
グラスを傾けお前と俺 
回りにあてられ求め合い

I say good by my girl to you once more agein
ネオンはずれの連れ込みホテル 
横眼で眺め当てもなく
切り出せないまま 
歩いたが胸にすがった別れ際
コートの胸の残り香が 
暫く続いていたくせに
裸の体知らぬまま 
気ままに二人すれちがう

I say good my girl to you once more agein
どこに居るのか何してるのか 
あの頃の全て思い出に
お互い醒めてた 
付き合いと他人同志で知らぬまま
出逢いの時の溜息は 
優しい人と囁いていた
今では他人のお前と俺
優しい人と言えるかい

   グループ"弾き語る歌(うた)の詩(うた)"
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