旅路の果てに(ロンドンデリーの歌)/板谷みきょう
お願い
天使の梯子は
夜には見えないもの
貴方を愛していたことを
忘れないで欲しいの
悲しみの遥か向こうに
優しさが見えるけど
涙の河を渡る時
岸辺で待っていて欲しい
お願い
月が眩しくて
標の星が探せない
貴方の思い出が
いつか
生きた証しになるまで
悲しみの遥か向こうに
優しさが見えるけど
涙の河を渡る時
岸辺で待っていて欲しい
お願い
夕暮れの雨が
消え逝く夢に替わる頃
貴方が待ってる処は
虹のふもとなのでしょう
悲しみの遥か向こうに
優しさが見えるけど
涙の河を渡る時
岸辺で待っていて欲しい
貴方が待っていて欲しい
注:板谷基雄のこと
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