指切り拳万南無阿弥陀仏/板谷みきょう
 
産まれながらの願いを抱えて 
帰る当てすら見失う
重い体を引きずって 
彷徨い迷いの狐道
使い分けるはずもない 
お前の愛が此処に在るから

追い風に吹かれながら 
誤魔化しまやかし
出任せ出鱈目正面切って法螺を吹く
キリのない程心が罪は
生身の体じゃ解らない

思い出したぞ約束を
指切りげんまん 
嘘吐いたら針千本飲ます
あんたのお腹に針何本 
あんたのお腹に針何本
みんなのお腹に針何本 
おいらのお腹に針何本
何十何百何千なんまんだ  
何十何百何千なんまんだ

遥か彼方のまだ見ぬ国を 
貧しさ故に夢見てる
夢幻の刻を疑って 
憧れ焦がれる
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  グループ"弾き語る歌(うた)の詩(うた)"
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