小さな卓上電熱器の上の湯豆腐を囲む、君と。/虹村 凌
 
中心
脚本演出監督主演
いつかのラインを越えて立っている
煙草のけむりはいつも青いままで

夕暮れ時は何時もドキドキする
何かの予感
途方もない
緊張と解放の飽和した感覚の真ん中で
何かの予感

幼かった頃と変わらない
夕方五時のチャイム
鳴り響く
クリープな音色
青と橙のグラデーションの中から
響くチャイム
紫のグラデーションへ
クリープクリープ
鳴り響く
クリープ
フィード
ミィ
クリープ
フィード
ミィ
眼鏡ガール
フィード ミィ

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