三匹が斬る〆 現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻 其の弐百拾壱〜其の弐百弐拾/熊髭b
好きです。なんだか素直に書いてあるところが面白い。きっと人の感情はもっとぐるぐる渦巻いていて、詩の立ち上がるところはそういうところなんだけど、詩を書くひとって、渦巻いたまま言葉がきてしまうんだな。それがきっとこんな風に読んでいて俺は疲れるんだ。けど、こうして読んでいるのは、俺も渦巻いたままだからなんだろうね。でも、詩が立ち上がる場所は、こんなにわかりやすく明確な場所ではないと俺は思うんだよ。たぶん、だれも本物の詩人になんてなれやしない。だから詩を書くのだと思う。詩を書くには、世界は森羅万象過ぎて、僕らはあまりにも若すぎる。がんばろうぜ。
□其の弐百拾九
『パラサイト・シングル』 ※
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