ヒューム「ベルグソンの芸術論」(2)/藤原 実
の中にいるとのんびりした気分になれます、
夜は大がい本を読み冬になると南へ行きます
「荒地」T.S.エリオット(西脇順三郎 訳)
}
このエリオットもまたベルクソン哲学によって自らの考えを深めていったようで、岩崎宗治(「講座 英米文学史12」:大修館書店)によると、エリオットの代表的論文である『伝統と個人の才能』における、「歴史的感覚」はベルクソンの「持続」、「個人の意識とヨーロッパ精神のアナロジー」は「創造的進化」、「非個性論」は「二我の説」というようにそれぞれベルクソンの影響下に書かれたものだと考えられるそうです。
[グループ]
戻る 編 削 Point(5)