憂。キミと私/
AKiHiCo
長く伸ばした光を跳ね返す髪
ソファの上で無造作にキミを包んで
軽く触れたら薔薇の甘い馨がしました
私が誕生日に渡した香水は気に入りましたか
いつかキミのその赤い唇に触れる事を
許されたとしたら
受け入れてくれるとしたら
きっと私は泣いてしまうのでしょう
今のままでいいと言うのは
本当は嘘です
本当はずっと私だけのキミにして
鎖でもいいのです
そう繋がっていたいと思うのですよ
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