最終章/
望月 ゆき
あなたは ときどき
ふれあうほど 近くにいながら
私を ひどく孤独にさせる
ふたりでいても
ひとりぼっちね
「恋」というものを
最小限に こまぎれにしたなら
私たちの 恋の終わりが
今 始まっているのだろう
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