黄色いぼうしで守るもの (essay)/とうどうせいら
 
、昔ながらの黄色い集団が歩いていると、目立ってたし、
最近は、子どもらの列に突っ込む車などがあるそうだけど、
視覚的にすごくプレッシャーを感じた。

「今日から安全のため黄色いぼうし、カバーを全員つけましょう」

ってことになって、再度古くからの風習が見直されたんだろうと思う。
親は夜、ランドセルにカバーをかけ直しながら、
明日も無事にわが子がこの家まで帰って来てくれますようにってことを、
ちらっと思ったんだと思う。


なんか、ほっとした。なぜなのか、わからないけど。


ちなみに2006年を表す漢字は「命」になったんだそうですが。

いじめ自殺や、虐待や。かな
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