風がにじむ/青色銀河団
 
わたしたちが             (青い影に)
幸多かれと祈る            (ひとつ)
いのりに               (ひとつ)
みのりはありますか        (並べること)

おそらく百葉箱のかたわらで      (時間の)
しっかりと耳をふさいでいても   (純粋結晶が)
それは、どうしようもなく    (悲しみである)
やってきてしまうでしょう     (と知ること)

だから               (それでも)
なつかしいあなた         (虹見の丘で)
さようならを言うために生まれてきた(風がにじむ)
なつかしいあなた       (虹無時代だから)

永遠を聴いたのは        (一億の沈黙が)
いつでしたか?      (あなたを呼んでいる)


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