風がにじむ/青色銀河団
わたしたちが (青い影に)
幸多かれと祈る (ひとつ)
いのりに (ひとつ)
みのりはありますか (並べること)
おそらく百葉箱のかたわらで (時間の)
しっかりと耳をふさいでいても (純粋結晶が)
それは、どうしようもなく (悲しみである)
やってきてしまうでしょう (と知ること)
だから (それでも)
なつかしいあなた (虹見の丘で)
さようならを言うために生まれてきた(風がにじむ)
なつかしいあなた (虹無時代だから)
永遠を聴いたのは (一億の沈黙が)
いつでしたか? (あなたを呼んでいる)
戻る 編 削 Point(4)