上手な恋の終わり方。/りぃ
 

人の欲には果てが無いとはよく言ったもの
限界ギリギリライン突破していても気づかないのは
脈打つ心臓一つ手に入れてないからかもしれない・・・

僕は、泣きながら

踏出した足に「いい子、いい子」するよ
なで上げた足先から感じていくのは
踏出したが故に壊したもの、

僕は、笑って

この恋に終わりが無い理由を僕は知っていた
どうすれば終わるのか僕は知らなかった
漠然とした思い込みを刻み付けて
君が僕という傷跡に触れるのを祈った



・・・僕は手を振るよ
恋は盲目
舐め合えない傷なら消してしまえ。
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