90年代/奥津 強
1990年は 青く
水が 流れていた
僕ら 現実が 生きていた
90年代の 束縛は
僕らの 性欲
(ああ〜 嫌だいやだ)
腐乱した 死体?
(ボードレール?)
とにかく 僕達は
朝の 鳥に 習って
唄を 唄っていた
ひしゃげた 裏切り者達
テレビが 真実を 映す
考えてみれば ノーマルで
ギターは 楽器じゃなかった
それから 阿呆な高校から
僕の 記憶は 現実から 神隠しにあったんだ
あの時の 胡散臭い 憧れは
腐乱した 死体だった
いえあ 俺達の 26!
酔っ払う定義は 俺達 20代の 栄光
子供は 辛い日々だぜ
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