この小さな部屋から/
アハウ
祈っている
在天の父や 慈悲の仏に
頭が痛くなるほど
体が浮いてしまうほど
祈っている
ほら
善良な魂が
悪を狩り出し
地獄の業火に叩き落している
清くあれ 幸いあれと響く声に
日輪は光を増すだろう
この地上は清められるだろう
いや 執念で清めなければならない
光の一日に
この小さな部屋から
見晴らす
天の雲と青空
戻る
編
削
Point
(2)