さげすらん・ぺぐ/ミゼット
さげすらん・ぺぐ(梅の木の下)
く・くつぐ・くどぅ(月夜の晩に)
めぎ、めぎ・ふ・らむ・れすとりし(おとめ、おとめが蝶になる)
ばすで・を・きぬく・ふあまれれ(ヴィオロン男が爪弾けば)
れすとりし・よく・ふふみわさ(蝶はいよいよ艶めいて)
さむかく・ほとす(翅を開いて)
ほとせれ・みみく(開いたら閉じて)
かかむ・れだ・しき・ふあすめぐ(細い舌は幹を這う)
めひて・お・れんて・こや・めひて(聖女となったひとりの娼婦)
さげすらん・ぺぐ(梅の木の下)
くき・やはね(戯れる)
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