寄り添い/
ネコ助
歩、私に近づいて来る。
私は、自分の手が無意識に差し伸べられる前に
近づく二つの点の不思議さを、
寄り添う肉体の思考を考えた。
聞こえるのは川のせせらぎ、
運命という出会いの流れ。
聞こえるのは膨らみつながる泡の語らい
愛しい思いと、君の呟き。
聞こえるのは淵のざわめき、
求め合う心の動き。
聞こえるのは静かな川の流れ、
寄り添う二人。
こんな思いを素晴らしき感情と考え、
とっても大事にすべきと感じた。
今、君の手とつながった。
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