瑠璃の宮/
アハウ
白光の
南中から 射し込む
瑠璃の
響きなお 幻惑の色彩 立ち込め
天空に瑠璃の宮
その尖塔に
薄く 雲 懸かり
宮の霊気 冷え
凍れる 光線
七色に 乱反射し
音もなく ゆっくり 降り来る
原罪の青空に
遠く 雲間に
微かな 響き
この 瑠璃の宮
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