散文詩「パラダイス イン ミヤコ」/アハウ
 
木立の間に
紺碧の海

南の島の
名も無い
遊歩道
今 木立の中を
風が思うとおり
吹きぬけてゆく

か細い さざ波
小鳥のさえずり
そして
我が胸を揺らす
風が木々を
いだくように
通りぬける

朝食前、自家菜園を手入れし、愛車のパジェロミニに乗り込んだ
のは9時過ぎだった。この季節だいたい夜明けは6時過ぎ。隣家の
デイゴの木の先に太陽がかかると、だいたい9時過ぎということに
なる。今日、前浜の遊歩道を散策しようと思った理由は、天気図が西
高東低をしていて、来間島の方に雲が流れ出、前浜から見た風景は絵
葉書のように美しいものが見られそうだからだ。

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