『税的な詩』/イダヅカマコト
ているのであります。
この20円を見えない愛情とみたとしても
この20円を100円で肩たたきを賄える親子愛とみたとしても
この20円は私たちの国が美しい国であることを象徴するのであります。
そして私たちの給料はとりあえず天引きされるのであります。
そして私たちの費用には税金がすでにかけられているのであります。
そこでお店が従う法律を見るのであります。
費用にもかかわらず税金を払わなければいけないものとして交際費があるのであります。
独身の方々!
あなたの家賃は飲み屋でお姉ちゃんと話していることと同列にならぶのであります。
独身の方々!
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