隠居元年/
狸亭
の帰宅。二十二、二十三日。青い時代のガリ版同人誌旧友と外房の旅。それぞれの人生の断章。
宇宙のこと。地球のこと。ニッポンのこと。日の丸。君が代。世相を談ずる。崩壊に向いおとろえつつある世界とみずからの現実の姿がかさなりあいまじりあう年齢。
「文学で本音を言ってはいけない。本音は文学ではない」
先輩詩人は言う。詩は「詩」でなければならない。
隠居元年はどうやら「詩とはなんぞや」からはじまる。
20000125
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