ハロー、ぼくらは都合がいい/nm6
都合がいい。
そっくりだったり違ったりする。
責任は取らない。
知らないフリをしていたい。
この抑制によって潰れていく何かがあったとして、それは具体的な幸福をもたらさない。いろんな物事が過ぎていく。溜まっていき、それでも生きている。一生続くもの、一過性のもの。どちらにもあること。吐き出して露にしていること。意図的に機能されたもののこと。それ以上でもそれ以下でもないのだとしたら、それはそれでかなり寂しいけれどそれはそれも現実だということ。喜ぶべきということ。眠ってしまうこともできるけれど、なんだか見切らなきゃいけないような気もするし、もうとにかく泣いたりモノを壊したりしなければ気がす
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