菊池川            /ネコ助
 
を振り、陽を招く。             
そうしてまた一日が始まる。            
川の一日が、人々の一日が。                                     
私達の誰よりも年老いた川が、           
そして誰よりも若い流れがそこにある。          

里川は人の世音をなんと聞く            
清き調べは浮世に染まず 

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