かわらなきもの/侍フィクション
絶対変わらない。
それがあなたの口癖
私への想い
あなたは真剣な眼差しでわたしに誓った
時に笑顔で
時に泣き顔で。
私はほんとに幸せものだ。
こんな私をこんなにも想ってくれて
こんなにも愛を降り注いでくれて
私を照らす温かい太陽であり優しい月である存在。
まるでそんな太陽と月が遠く遥かにたたずむように
518kmの距離が私たちのあいだを
いつも遠く隔てていたんだ。
でもそれでも
あなたはどんなに日々忙しくても
どんなに疲れていても
1日の休みさえあれば
日帰りさえも厭わず
たった5分でも
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