【道、過去、思い出 】/Taka★Hajime
それはそれは寒い夜
僕はふと夜歩きがしたくなった。
厚着をしてタバコを一服
夜空は、星が数え切れないほど見えて。
とても綺麗に輝いてる
息はタバコの煙何だか吐く息なのかも判んない
時刻は丑三つ時
草木、人はおろか動物も眠る頃。
聞こえるのは寒風のザワワという音だけ。
僕はブルルと震えて公園のベンチへ。
鼻で息を吸うと寒い。
手は悴んで、必死に息を吹きかける。
やっと吸い終わった。
僕はまた歩き始めた。
いつも歩いている道。
僕はいつものように歩いてた。
けど、今日はどこか懐かしかった
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