【一人の時間 】/Taka★Hajime
おうか。
そのほうがどんなに楽であったろうか。
でも、後悔だけが残るだろう。
一人の時間、ただ、一灯の電灯が僕を照らす
僕の影が消えるまで、僕はあれのことだけを考えよう。
たまに聞けるあれの声を、胸に刻み込みながら…。
一人の時間、まぶしい朝日が部屋を灯す
オレンジ色染まった部屋
目覚まし時計にうなされた
冬の朝は早い
寝ぼけながらも立ち上がり
空っ風に吹かれて今日も行く。
当ても無い人の道
見えぬ明日の希望を信じ
今は今を、ただ只管に、空を望めば笑みが出る
ただ、それだけが、ちいさな幸せ・・・。
戻る 編 削 Point(0)