あのね/ANN
 
素敵な夢を見たの

あなたが私の隣に座ってね

もっと私の近くに何度も座りなおしてね

左腕に、すりすりってしてくるの

そうしながら恥ずかしそうに

世間話をしているのよ

私ドキドキしてね

「どうしたらいいんだろう」って

そんな素敵な問いかけを

自分に初めてしたわ


起きたら
現実では実はそれは
あなたに別れを告げた次の日の朝でね

恋人でもなかったくせに

私あなたのこと好きだったんだなって
やっと分かったの

その夢で幸せだったからよ

だからね、今

「どうしたらいいんだろう」

ってその問いかけだけは

夢から覚めても続いているのよ
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