よこがお/
yaka
よこがお
見つめてる
暮れてゆく西の空
降りしきる窓の外
白熱電灯 照らし出す いつか
よこがお
聴いてる
並木揺らす風
遠ざかる終電
カーステレオ 流れる あの日
よこがお
さみしげに見えるのは
わたしの勝手
となりでしあわせなのも
わたしの勝手
そっと 手をつないで
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