目をつむる君/
春日響
僕らは脆い絆で結ばれたんだ
君は拒んでいたもののいつのまにか熱いキスをして
まだ寒い寒い冬のことだった
ホットカーペットは役に立つ
時をうしなってしまった
君は拒んでいたもののいつのまにか交わって
笑顔をたくさん見 せ た 僕 に
そのあと降る雪を手渡した
かるい つめたい やわらかい とげになる
若くて何も知らない
それは僕で
君は帰っていった
嘘っぱちの優しさで縛られて
いた君は彼のもとに走っていったんだ
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