私的「詩とは何か」/青色銀河団
 
わからないのですが、そのまま表面的な意味がわからないままで、飲み込んだとき、その先の無意識領域でひびきが広がっていくような気がします。
 思うに、ポエジーとは悟性を経ずしてこのように無意識領域に直截働きかける詩のもつ特性のことをさすのではないでしょうか。

 詩とは、かように、さきほどの横書きのように「立ちさ」らせるのではなく、そこに「立ちどま」らせ、何度も「たったひとりで帰って」こさせるものであり、心に「ふるえるようなひびき」をもたらすものなのではないでしょうか。







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