こんな何もない日は。/ウデラコウ
 
り眺めていたら いつのまにか夕焼けにまどろんでいた


一日という長い時間を 狭い空間で 無駄に過ごして
この頭を過ったのは 5本の指で足りちゃう程少ないことで


どこにいたって 何をしてたって 夢を見てたって


あたしを作る 全てのベクトルは 多分きっと

もう完全に

貴方へと向かってしまって いるのだろう


そんなありきたりな答えを 見つけた

こんな何もない日の 終わりに。





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