深夜のジ・エンド/山崎 風雅
 
 暇は体に毒だから
 バイクを転がし
 銀河旅行
 朝から晩までご苦労さん
 こんなに好きでごめんなさい
 まぁいいやとエンピツの芯舐め
 どこまで連れ去るつもりなの?
 マンガを食べて成長しました
 止まらない夜の暴走
 寒いからヤダと親不孝
 毎日毎日僕らは鉄板の上
 灼熱の夏が懐かしい
 大口開けた天の川
 今何時?
 そうね、大体ね
 富士山の頂きから眺めたい
 言わずとしれたシーラカンス
 仏壇開けばズボンがずれる
 あくびも出ない深夜には
 こうして時間を塗りつぶす
 どこで終われば分からなくなった
 このままどこまでも続きそう
 そんでもって泣いてしまいそう
 終点までは後何分?
 嗚呼チャーシュウ麺が食べたいな
 こんな詩読んでくれてありがとう
 ラリってるわけじゃないから
 心配無用

 ジ・エンド




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