そして小さなワルツ/
キメラ
りかえり宝石を抓むまえに
いまここでころしてくれないか
そんなものはないよ
ずっとかわらないものだなんて
ただ
あたたかな窓辺にえがお
もう
やきついて
とき折り見えなくなったり
焦点が凄烈に凍ったり
一秒の原理をのばしながら
媒介されたのは
かんぺきな韻律エクスターゼ
ひとつのはじまりが
交差した音
風がうたったさよなら
そして
小さなワルツ
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