優曇華/
純太
あなたの瞳が
私に慣れてきた
そしてそれからの
私が虜のホログラフィーは
茎を傾げた優曇華の花びらが
リアス式の高い海岸段丘の上で
凪だけど揺れ舞う景色
瞳が放つ言葉は
緩急を繰り返し放縦になり
未来へ祈り
震える夢で始終
こんなことの繰り返し
こんな熱情の繰り返し
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