片思い/
凛
あなたの声は
いつも風に流されて
捕まえることが出来ない
あなたがくれた物に
本当は
何の意味もなさないと
気づいた時
心が壊れた
私の声が
あなたの耳を通過したことも
私のあげた物を
友達という枠に置いていることも
全部分かってしまった
誰もいない場所へ
行きたくなるけど
本当はあなたに
そこにいて欲しかった
私では駄目なんだと思うと
涙は溢れつづけ
あなたが遠くを見つめると
心は苦しくなる
どうして私じゃ駄目なの・・・
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