秋の森の中/
ぽえむ君
秋の森の中
もみじの壁に沿いながら
生きるうれしさを想いつつ
沼のほとりへと佇む
秋の森の中
水面に映る色彩は
揺れる自然の美
波紋は心に響き
心を回復する
どこかで遠く
鳥の鳴く声がする
どこかで遠く
虫の鳴く声がする
秋の森の中
これだけの色と音が
ありつつも
これだけの色と音が
あるからこそ
生きる喜びを与える
秋の森の中
それは生の核であるとともに
全てでもある
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